パスポートの性別と見た目の性別が異なる場合の海外旅行編

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続・サンフランシスコ凱旋帰国旅行記~~

といっても既に日本に帰国しているので
ぼちぼち旅を振り返っていきます。

結局旅行中は ネット環境が整わず
写真のアップもブログ更新も1日限りで終わってしまいましたが
ボチボチFlickrにあげてるので
お暇な方はぜひごらんください ^^

ホルモン注射開始後 はじめての海外旅行ということで
ほんのちょっと緊張していましたが

つい半年前に作ったパスポートだったので
パスポートの表記の性別を見てそこまで驚かれたり
質問されることはないだろうと思い
特に対策はとらないで出発しました。
また、今回は行き先が性同一性障害など、LGBTに寛容な街
サンフランシスコということで、特に医者からの診断書や
英語の文書説明を用意してもらうことなく旅行を決行。

長年ホルモン注射をしている人で
パスポートの写真と、外見があまりにもかけ離れていたり
性別がどっからどうみても書類の性別と不一致の場合は、
GIDであることの説明や
(また、GIDと診断されていなくて自由診療・自由意志だったとしても)
性別移行中(移行した)であることや
生物学的な性別とは反対のホルモンを投与していることで、
戸籍の性別と外見の性別が反対である・・・うんぬんの経緯を
説明せざるを得ない場合はあるようです。

その場合は (行き先の国にもよるが)
出来る限り無駄に怪しまれたり せっかくの旅が滞らないためにも
準備していったほうが良いとは聞いています。

なので、今回の旅では付け髭・・ ではなく
髭マスカラは完全封印し
中性っぽさを意識して 日米両国で出入国審査に挑みました。
(あまり嬉しくもないし、本望ではないけれど)

結果、何度か ??? な顔をされただけで
無事に性別表記「Female」のままで 出入国完了。

問題がなくてよかったーーー !!!
という半面

女って言われれば
まだまだ女に見えちゃうんだよね・・・ あ・た・く・し

っていう

女から男へトランジションしている最中の身としては
まだまだ 不甲斐ない自分に
ちょっとがっかりもしましたが(笑)

今回の旅は 時間も労力も節約したかったので
残念な結果は 潔く受け入れ
地道にホルモン療法を続けるとします。

そんなわけで

まだまだオンナでもいける!? 
という微妙な結果はともかく

以前読んだアメリカ人FTMさんのホームページの警告文
できるだけ 「完パス」 (100%望みの性別に見られる状態) になるまでは
憎悪犯罪(HateCrime) に巻き込まれないように
FTMは女子便をギリギリまで使ったほうが無難でしょう!

と書いてあったことを思い出し

不本意ながらも 在米中は 
女子便を使わせていただこうと決意。

また、
サンフランシスコに長年すんでいたい経験上
こちらの女子便には 「Stone Butch」 つまり 
昔の言い方で言えばレズビアンの男役側(バリタチ)と呼ばれる
なんともオトコらしい?オトコみたいな??外見のレズビアンの人たちが
頻繁に女子トイレにいる街なので

「この街のStone Butchより、まだまだ僕はフェミニンだろう」

ということも踏まえ、サンフランシスコの空港で
意を決して 約半年振りに 女子便に入ってみることに。

しかし 結果は大失敗(沈)。。。

確かにサンフランシスコの大学のキャンパス内には
大勢のバリタチさんたちがいましたが
空港内じゃ ほぼ利用客は 

今さっき成田からの便を一緒に降りた日本人やその他アジア人

なので、 結果的に僕はとても変な目で見られることに。

超特急で用を足して出たので
通報されることはなかったが

なんとも言えない

「中途半端さ」

を痛感することに。

あー 面倒くせーーーーー w

しかし、今度はその足でレンタカー屋に行って車を借りると
免許の性別に 「女」って英語で書いてあるのに
三人称は 「He」 だし、thank you  「SIR」 だし
何人かの店員は 誰も僕を女と思っていない様子。。。

光栄なことだが にわかに大混乱。

ということで

結果的には 土地勘のあるこの街なので
できるかぎりレストランなどの男女共用便所を使うようにし
どうしても2択せざるを得ないときは
男子便を利用することで落ち着きました。

ショッピングモールやデパートなど
できるだけ犯罪のおきにくい場所を選び
男子トイレを利用してみましたが
幸い何も問題はおきませんでした。

他の都市の場合はわかりませんが
サンフランシスコに関しては 中国系やフィリピン系
南米系の人種も多く

背の高さや毛深さ、見た目などは
日本の比にはならないほど ある意味多種多様なので
そういう意味では 日本の男子便を利用するのよりも
快適に利用することができました。

今後、例えば性別適合手術(性転換手術)先進国の
「タイ」で性別適合手術すことになった場合は
今よりも男性化した状態で 再び女性のパスポートで
渡航することになると思います。

僕のFTMの先輩も ホル歴10年近いので
360度外見は男性ですが
女性のパスポートで 毎回説明しながら渡航しているようです。

渡航先が日本からタイであれば 
ある程度GIDも認知もされているので 大きな問題はないと思いますが
一部の国によっては 宗教上の理由などから
面倒なトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないので
もし見た目の性別とパスポートの性別が異なる状態で
海外に行かれる方がいましたら

念のため事前に調べられたほうが良いのかな~と思います。

続。

photos by keijiro

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