FTMと彼女(戸籍上同性)収入合算マンション購入体験② 

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事実婚という名のもとに、FTM(GID/性同一性障害)と嫁(戸籍上同性)による
収入合算マンション購入体験記 その2 なーんてシリーズ化することに(笑)

同性同士のカップルやご家族も、同様のお悩みなどもあるかと思い
これから無事に購入できるまでの道のりを記載したいと思います。
(買えるといいなあー)
読者の皆様でも似たような試みをする方もいるかと思い、
何かの参考に!?なれば幸いです。
たまたま先日郵便受けに マンション販売の
オープンルームのチラシを見つけたので
時間あるし参考までに。。。というのと、
物件を見る目を養おう!という意味あいで
昨日は嫁と二人 マンション見学に出かけました。

築年数30年以上の古い物件だが、内装はリフォーム済みの
ひと昔、ではなくふた昔前の高級物件といったところだろうか。

正直、耐震オタクの僕は、正直1985年以前の物件を
今更購入するつもりはないのだが
最近の粗悪なものよりも 多少古くても重厚な建物であれば
まあ検討の余地はあるかな。。。と最近考えがかわってきた。

見にくい地図でなんとか辿り着き、さっそく売り出し中の物件に入る。

部屋の中には営業担当と思われる男性と女性が一人づつ
簡易商談テーブル?のところで団欒中だった。

“あ、すみません、気づきませんで ^^;”

“いえいえ、お構いなくー”  

と部屋の内装を物色しはじめる僕ら。

当然、かっこうのカモを放っておいてくれるはずもなく
終始物件を説明してくれたのだが
なかなか日当たり良好で、風通しも悪くない感じの
よさげな物件。

ただ、マンションの平均耐用年数60年とすれば
住めたとしても あと20年。

嫁や将来できるかもしれない家族のために残すには
ちょっと心細い物件。

場所がいいから土地所有権が無駄になることはないが
やっぱり残存年数が最低でも40年くらいないと
万が一出世しないまま 長生きだけしたときに使えない(笑)

というわけで、10分ほどして物件を去ろうとしたのだが そこは営業マン。
そう簡単にカモを返すわけはない(爆)

といっても、ぜんぜん押し売りというわけでもなく
本当に感じのいい方々で、色々話しをしていると

“どんな物件をお探しですか??”

みたいな感じで始まり

”場所はこの辺り、予算はうんたら。。。犬がいて。。。”

なんて話をしていると、

”物件出してみましょうか?うちも何軒かありますので^^”

てな話になり、これも何かのご縁と、
たまたまポケットに入っていた名刺を取り出し名刺交換。

すると、営業の方が僕の名刺を見ながら、

”ご主人様は、マンションの。。。。 なんたらかんたら。。。”

と話はじめた。

”ん? ご主人様? それって俺のこと? (笑) ”

ぼく、ご主人に見えます~? みたいな ^^;
(中性的な名前なので、男女かは名刺判別は不可)

うれしくないっちゃ嘘だけど いやいや かなりの至近距離で
長時間話てたのに、女だって思わなかったの??? 
と逆にビックリ\(◎o◎)/!

どちらかというと嬉しいやら 照れくさいやら。

そこで、もうこうなったらチャンスに変えちゃおう

” いや、そのー 僕 そのー まあ  一応戸籍上は女でしてー ”

”あ!スミマセン!!>< ” とあわてる営業マン。

” いや、悪くないんです。 っていうか、そのー ご主人っちゃあ ご主人なんですけどー
自分は性同一性障害でして、 まだ戸籍は変更してないんで 結婚できないんですよ”


” あ、はい。わかります。はい ^^ そういうの言ってくれたほうがいいです” と嬉しそうな彼。

” そんなわけでして、結婚予定なんで、事実婚というか、そういうことで話をすすめて、収入合算でマンション買いたいんですけど、どうでしょうかね。。。。 ^^;一人の収入だと予算限られちゃうので。。。”

”そのまま説明いただければ、問題ないと思いますが、念のため聞いてみますね。”

と彼。 そして、続けて、

”僕、8年間営業やってますけど、初めてですー!” となにやら嬉しそう。

ちょっと前に、健康保険に入ったとき
友人の生保レディーに頼んだのだが、彼女もめちゃめちゃ一生懸命
性同一性障害の場合の保険の加入条件や
万が一治療した場合のこと、戸籍を変更した場合のことなどを
必死に調べてくれたのを思い出す。

ぼくも営業マンだったら、”前例がないこと” 
はじめてやるのは大変かもしれないし勇気がいるけど
ある意味楽しそうだし、 ビジネスをする上で、
今までにない顧客や事例というのは
次につながる貴重な機会やヒントであり、
また、ルーチン気味な日常のセールスに、
スパイスを添えるものなのかもしれない。

まだどうなるかはわからないが、つくづく感じたのは

誰かが声を上げて恐れないで聞いてみる
駄目だと諦めないで まずは言ってみる


ということがいかに大事かを痛感した。

どうせ法律がこうだからとか、前例がないから。。。とで諦めていては
それこそ政治も社会も何も変わらない。

そういう声や要望がたくさん聞こえてくれば
無視はし続けられないわけだし
企業が動けば 社会もかわる
社会もかわれば 政治も変わる

その逆もありで 政治がかわれば
社会もかわるし 企業もかわるし 個人もかわる

やっぱり 何かを変えたり 動かしたりするには
小さいそういうことの積み重ねなわけで

少なくとも 僕らが 平凡な土曜日の昼下がりの時間を利用して
ただただ、”あー、合算できたらいいのになー” とブルブツいいながら
部屋でダラダラ寝転んでるかわりに、

“戸籍変更前で、同性同士の事実婚でもローンが組めるか” 

足を運んで実際に担当者に問うたことにより

その営業マンが 事務所へ持ち帰り
そして 事務所で議論がなされ
そしてローンの審査にかける銀行でも論議がなされ
通る通らないは別にしても 議題や話題にのぼる。

つまり商談テーブルにはのっけることができるのだ。

そうすれば、次にまた誰かが同じことをしたときに

”あ、以前もあったね。。。” ということが繰り返され

そこで勘のいい誰かが、 

”案外ニーズあるんだし、これはれっきとした市場だ。
そういう人向けの何かが必要だし、これはビジネスチャンスでもある”

”そのためには、銀行が安心してお金を貸せるよう、国が異性間パートナー以外の
方々にも、何かしらの法的な制度を設ける必要があるかもね” 。。。etc

などなどと、こういう展開になっていく可能性もあるわけだ。

今日これから、また3件ほど物件を見に行くことにした。
もちろん既にそこの担当者にこちらの事情は説明済みだ。

どうなるにせよ、”政治家よなんとかせよ!” という前に
末端からでも、ぼくらだけでもできることから始めていくつもりだ。

また進展がありましたら、ご報告します。

賃貸の場合は友人同士OKの物件も増えましたけど
だけど 友人って言ってくれるな!ってのもあるしw
日々の衣食住が欠かせない人間界においては
従来のスタンダードとされている体系以外の人々への配慮は、
今後おおいに議論と進化を要求されていくジャンルだと思います。

改めてw

先見の明のある 不動産業者様 銀行の方 ^^
宣しくお願いします。
(誰か偉い人 このブログ読んでくれてないかなー(笑))

同じような体験をしている方
もしくは体験済みの方 屈辱の体験?や
成功談などもあれば ぜひ聞かせてくださいませ!


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