カウンセリング一回目~GID(性同一性障害)

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今日 遂に けーじろー30歳にして初カウンセリングを開始!
ある意味記念すべき日???
わざわざ有給まで取って診察に行ってきた。

ここで念のため 何の治療???と言う人のためにプチ情報。
性同一性障害(GID)とは = 自分が身体的、社会的にどちらの性別であるかを認識していながら、精神的には自分自身の身体的、社会的な性別に違和感を抱き、または反 対の性別に属していると感じ、それにより強い精神的な葛藤をおぼえ、身体的及び社会的な性別や性役割を精神の性に合わせようとする、精神の性別と生まれ育 てられてきた性別との間に生ずる適応の障害です。

そして、もちろん
①そのままそれでも生きていく人
②ガイドラインに沿って体の性を、心の性に合わせる・近づける人

などなど、色々な方々がいるわけでして、僕の場合
なんとか生まれたままの女の体で生きていこうと30年間葛藤してきたけれど(つまり①)
色々思い悩んだ末、体のほうを心に合わせるという選択枠も考えよう・・・

そう思い始め、本日②の第一段階として、カウンセリングに行ってきました。
すごくざっくり言ってしまうと、FTMの場合

第一段階の治療 カウンセリング(精神療法)等
第二段階の治療 ホルモン治療(男性ホルモン投与など) 
第三段階の治療 胸オペ(おっぱい取っちゃうってことです)
第四段階~    女性生殖器摘出・偽男性器をつける・・・・・・
その後        戸籍変更

みたいな流れになるのですが、今日は一番最初の最初の最初です。
もちろん、カウンセリング後に、診断が降りれば戸籍変更までするつもりで行く人もいるだろうし
ホルモン治療までの人もいるだろうし、???の人もいるだろうし。

僕の場合は今日、本日付けで言えば
もちろん気持ちの上では、12年以上も前から 戸籍変更までいきたいのだが
いろーーーんなことを考えると 最低でも胸オペまで・・・・というところだろうか。

今日の夕方、某有名な性同一性障害の先生に会うべくクリニックへ行くと

・ご両親と来ているFTMが2組 (10代)
・40代?くらいのカップルが一組
・そして僕ら夫婦 w(30代)

と待合室でハチ合わせ。
待たされること30分、ようやく診察室へ入る。

ドクター: 今日はどんなことで来ましたか?
僕: え?聞いてないすか? w
ドクター: 性同一性障害らしいってのは聞いてるけど・・・・
僕: はい。でも治療したいかはわかりません。
ドクター: ?
僕: 違和感は3歳のころからあったし、性同一性障害の知識も、アメリカの大学でたくさん学習しました。
   ただ、今日の今日まで、頑張って治療しないで済む方法を模索していました。
ドクター: で何で今まで治療しなかったの?
僕: やっぱり副作用とか、一人っ子っていうのとか、
   いろんなことの兼ね合いを考えると、そんなに簡単には踏み切れなかったです。
   もちろん、副作用がないなら、とっくの昔にやってましたが。

そして、僕はドクターに聞かれた
仕事のこと、家族構成、性別違和感のこと、現在の不満、将来の方向性・・・・などなど
ドバーっと話しはじめた。

ドクター: 話を聞く限り、職場も家族も何もかも恵まれてるね。じゃあ何で治療したいの?
僕: ・・・・・・・ 僕自身の体が ・・・・・ どうしても駄目というか・・・・ 僕自身の問題なんです・・・・

そんなことしか言えなかった。

そして、気がついたことがあった。

ドクターに向かって、話せば話すほど、考えて質問に答えれば答えようとするほど
僕の声は震え、油断すると涙が出てきそうになる。
覆い隠していた自分の気持ちに触れようとすると、どうしても涙が出てくる。

“僕、本当はこんなに泣いてたんだ・・・・・”

そう、我ながら思わざるを得なかった。

ドクターは、黙って僕の話を聞いているだけで、
あーしろともこーしろとも、何も言わない。

とりあえず20-30分話をしたあと、次回の予約+心理テストを貰って今日は終了。

たった数十分だったけど、はっきりと確信したことは

僕が12年以上も治療に踏み切らなかった理由はこれだけ。

・副作用(健康でいたい)
・治療しても完全な男になれない

すごく原始的だが、単純明快にすることによって
少し気が楽になった。

また次回は1ヵ月後。それまでに、自分史を用意すべく
ここに改めつづりはじめようと思います。

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