負けた・・・・

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負けた・・・・

僕はてんとう虫にも ホタルにも負けた
あくまで人間中心の視点ではあるが
とても知識や教養、感情があるとは思えないような
このような昆虫たち

だけどちゃっかり
交尾はしている

ホタルは
ほんのりと光る メスとオスの尻尾を合わせてロマンチックに

そしててんとう虫なんかは

思いっきりバックからガッシガッシと腰!??だか
なんだか分らないが ブルブル腰を振りまくりだ。

見ているこっちが恥ずかしくなるくらい激しい動き

リアルに何やらを擦り付けて交尾をしている映像を見せられると
本能のすごさを感じるとともに

同時に

このような昆虫類でさえ こういった行為を

欠かさない
欠かせない

というものであるにもかかわらず

僕は 変な話

愛する女と

限りなく永遠の愛撫と
限りなく永遠の抱擁をすることはできても

一番本能が求めている

“交尾”は

どうやったってできないのだ。

言ってしまえば
お互いを思う気持ちや愛情で
性的快楽を追求すること自体は
それほど難しいことではない

いや、きっと 
互いのことがわかる分
それは容易なことなのかもしれない

しかし 時として

僕の中で それでは満たされない何かが
とてつもないエネルギーで爆発しそうになることがある

きっとそれは

知識や愛情や気持ちや論理とか
そのいずれかでもない

おそらく

“本能中の本能”

みたいなもので。


ぶっちゃげ
行き場のない僕の架空の精子達は
燃え上がるところまで燃え上がり
だけど
毎日不発のまま
僕の体内に蓄えられたままだ。

きっとその不発のエネルギーが

エッチや愛撫ではなく

“交尾”がしたい!! といわんばかりに

僕の中で大声で叫ぶときがある。


でも現実問題
僕が 生物学的女で生まれてきた以上

愛する女性と 

いわゆる“交尾”という行為は

そして

遺伝子的に“交わりたい”という願いをかなえる術は

現在のところあるわけもなく・・・

たまたま今日見た 
言ってしまえばたかがテレビ番組の

“てんとう虫が 激しく腰を振って交尾するシーン”が

弱っている時の僕にとっては

“何も考えていない(かもしれない)てんとう虫でも
こんなに情熱的に腰を振って交われているのに
僕にはできない・・・”

つまり

“てんとう虫にも負けた・・・・”


という

論理的でもなんでもない
しょーもない結論かもしれないが

そんなことを思ってしまうこともある。

まあ

てんとう虫やほたるの交尾シーンを見て

ここまで悔しいというか
悲しいというか

気分になれたのも FTMであるが故だし(笑)

ていうか、FTMでもいねーか(爆)

もちろん生物学的男の中にだって
子供ができない人もいるし

その人たちの中にだって
本当に悔しい方も 気が狂いそうな人もいるだろう。

もちろん腰をぶんぶん振っていたからといって
あのてんとう虫が必ずしも

異性同士だとも限らないし
子孫繁栄に至るとも限らないけれど(←エンドレスな発想)

そんなこんなで
日曜の夜は
サザエさん・・・ではなく
ますおさん症候群になりやすいけーじろーに対して

仕事のことや私生活のことで落ち込んでいると思った嫁は

“人のことはしばらく考えないで 自分が本当は何がしたいか考えて”

といってくれた。

僕は はっとした。

そう言われてみれば 最近 自分のことを考えたキオクがない。

あんだけ自分勝手で自己中な僕のはずが

最近まったく自分を見つめていなかった。

どうしたら周りに迷惑をかけないか・・
どうしたら誰々の機嫌を損ねないか・・・
どうしたら誰々と誰々がきまずくならないか・・・
僕がどうしたら 何々と誰々は大丈夫か・・・

そんなことばかり考えていた数ヶ月だったかもしれない。

これって

どうしたら自分の存在を消せるかと同じことであって
まったく生きている気配がないじゃないか。。。

なんて自分に対して無責任なんだろうか。

まー

元気のない日があっても当然だけど

結局は

生物学的男でないけーじろーという人間が

今置かれている現実の中で

“何がしたいか”

今一度
いや
毎日でも毎分でも

よーーーーーーーーーーーーーーくよく自分に

問うてみる必要があるのかなと

気がつかされました。

どちらかといえばけーじろーは
100が全快とすれば最近30位のパワーしかないけど

それは

飛躍への大チャンスだと思って

今からせっせと準備するしか

ないのだと思いました。

とてつもなく意味のない日記でしたが

僕はそれでも

叶わない願いと
心引き裂かれる現実を受け入れながらも

最後まで諦めないで

“100%無理”だとわかっているものでも

自分が本当に叶えたいのであれば

少し違う角度や形であっても
なんかしらの創意工夫で

“100%無理”から

“80%は満足”を目指して

放棄することと
諦めることだけは

やっぱりしたくないかな・・・

時間任せにしないで
成り行き任せにしないで
本当に本当に

どこに己が向かいたいのかを

ちゃんと逃げないで見つめないとね。

photos by keijiro

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