FTMとレディーファースト。。。
なんだか似合わない響きだが、
ここアメリカに住んでいると、
一日に何度もレディーファーストされる。
アメリカの文化なので仕方ないが、
基本的に子供からヨボヨボのおじいさんまで
とにかく“男”は“女性”に対して
ほぼ99%の割合でレディーファーストするのだ。
エレベーターの出入りから ドアの出入り
バスの乗り下りから とにかく何から何まで
ここ アメリカにおいて
大多数の日本の男のように
我先にという男はほっとんどいない。
一般論で言えば
日本人女性には とっても好評なサービスで
僕の彼女の含め こっちに長く住んでいる日本人は
万が一 男が先に出入りしたり
エレベーターに我先にのろうものなら
“何こいつ?”
といった反応。
つまり 男性に “お先にどうぞ”
と言われて当然になってしまっている。
まあ、それは良いのだが
微妙なのは僕のような人。
つまり女なのに あんまり女じゃないひと。
ちょっと前なら まるで男みたいな女。
普段レディーファーストに慣れているアメリカ人男性も
さすがに僕並に女らしくないと
かえって失礼にならないかと
僕の顔色を伺う人もいる。
僕の容姿などおかまいなしに
他の女の人と同じように扱う人もいる。
そして、僕を女だと気づかない人
も
勿論いる。
僕がとっている対応は
時と場合に応じて違うが
譲られたら 半分はそのまま
“ありがとう”
といって先に行く。
半分は
“どうぞお先に”
といって行かせる。
こっちの人間はたとえ男同士でも
まずはお先にどうぞという人も多いので
僕は相手が男だろうが女だろうが
基本的には差別なく
平等に
“お先にどうぞ”
と言うようにしている。
僕が レディーファーストされた時の気持ち???
正直複雑です。
昔は 意地でも
“いいえ、After you" とか言っちゃって かたくなに断ったこともあったが、
今はレディーファスト自体が
親切そうで
実は いかにも 女性は男性より もろくて弱いもの
守らなくてはいけないもの っていう
いわゆる 区別のような差別のような気がするので
僕は譲られたときは
人間として譲られたと思い
譲るときも 人として 譲るつもりでいる。
しかし、 今日は杖をついた 90歳くらいの
おじいさんに 僕と彼女は
“どうぞお先に~”
と譲ってもらった。
あの年になっても レディーファーストが身についているのには
関心する。
レディーファースト自体は FTMにとって似合わないものかもしれないが
“我先に~”
という老若男女問わない 日本の電車の座席取りを思うと
実に紳士だ~と関心してしまう。
男だからとか女だからとか
そういうのを抜きにして
譲れる心っていうのは
とっても 気持ちの良いものだなと。
“レディーファースト”
ではなく
“You First"
になれば いい感じだなと。


















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はじめまして。
ちょっと前にこちらのブログを発見して通っていました。以前、少しサンフランシスコの近くにいたことがあったので、懐かしいなあと街の様子を思い出したりしながら読ませていただいてます。
そして私もジェンダーやらセクシュアリティやらの二極化に疑問があるので、けーじろーさんの姿勢に賛同することが多いです。(自分のブログではどうでもいい日常のことばかり書いてるんですが)
前置きが長くなってしまいましたが。
アメリカではホントにレディーファーストが徹底していますよね。
私もおじいさんに「どうぞ」と言われて、何だか悪いなあと思いつつ先に行かせてもらうことが結構あるので、頷きつつ読みました。
「どうぞお先に」とか、ドアを押さえたりとか、アメリカのそういう小さな思いやりの習慣みたいなものが好きです。
と、これが言いたくて書き込ませていただきました。
また遊びに伺いますねー。