不妊治療に来る日本人、子供をアダプトするアメリカの有名人

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孤児を育てる・養子・実子・養子縁組・里親に関して

I was adopted .....etc etc.
これは おいらのいるアメリカでは実に良く聞くせりふである。
僕はかれこれ合計11年もアメリカに居座ってしまっているが、
正直、アメリカの嫌なところは腐るほど見てきた。

だけど胸を張って、アメリカの好きだと言えることのひとつが
この養子の制度だ。
というのも、アメリカでは恵まれない子、親に育ててもらえなかった子、
などなどアメリカ以外のアジアやアフリカ諸国からも
たくさんの子供がアダプトされている。
そしれ、血のつながりのない、育ての親のことを
みな、堂々と、そして実の親と同じように、
もしくは実の親以上に、愛し、そして感謝しているのだ。

僕は、自分の親が例え生みの親でなくても
それを堂々と言えるような環境があるということは
すばらしいことだと思っている。
日本のように、隠したり、それを知らされたからといって
ぐれるというようなそういう話は聞かない。
むしろ、幼い頃から、自然に話してこられたからだろうか、
負い目も感じずに、受け入れるというプロセスもスムーズなのだろう。

何で僕が今日、こんなことを書いているかと言うと、
先日、床屋に行ったときに、おいてあった雑誌の中で、
アンジョリーナジョリーがアダプトした息子と娘と一緒に
楽しそうに、本当の家族のように写っている雑誌があったからだ。

というのも、実は僕は
アメリカで 不妊治療に携わる会社で
働いていたことがある。
みな、自分たちの子供が欲しくて、
必死なのだ。
わざわざ日本を離れて、体外受精や
ありとあらゆる方法を試すために、
まだ日本では認可されていない治療法も試すだめに、
皆、必死でやってくるのだ。

人間なら、自分の遺伝子を残したいと思うのは
本能なのかもしれないし、そういったご夫婦の
つらさもわかるし、決して反対するつもりなのではない。

しかし、いつも僕はその仕事をしているときに
思っていることがあった。

この方たちは、子供が欲しいのだろうか。。。
それとも、単に自分達のDNAを残したいだけなのだろうか。。。

もちろん両方であろう。そして僕だって
もしもヘテロセクシャルなら 当然そのように考えただろう。

だから僕だって、もしこのまま今の彼女と
これからも一緒にいるとなって、
子供が欲しいと彼女が言ったら、
人工授精とかそういうのも考えた。

ん??

だけど、ちょっと思ったんだ。

もちろん自分達のDNAも大事だけど、
家がなくて困っている赤ちゃんは世界中に
ほんとうにたくさんいるんだ。

綺麗ごとや偽善に聞こえるかもしれないけど、
もしも可能であれば、
養子・養女を貰って育てるというオプションが
あるっていうことを
もっと広く知ってもらいたいし、
実の子だろうが、育ての親だろうが、
結局のところ、どっちだから
思い通りの子になるとか、ぐれないとか
そういうことは関係ないんだと思う。

正直、僕から言わせてもらうと
世の中には 血縁関係の中で起こる
悲惨な事件が 他人よりも
遥かに多い気がする。

だから、どうしてもどうしても
DNAを残す必要がない以上(すげーいいDNA持ってるなら別だけど(笑
ほんの少しだけでも
家が必要な子供たちの
素敵な育ての親になるというチョイスがあるということを
そういう選択があるということを
頭の片隅においておいてほしいと思う。

僕の友人がカナダ旅行に行ったときのこと、
観光中の海辺で、女同士のレズビアンカップルがいたんだと。
そのカップルは白人同士なんだけど、
二人には5人のかわいらしい子供たちがいて、
黒人、アジア人、白人 みーんな
別々の肌の色をしていたんだと。
その7人の大家族は、そこにいた
どの家族よりも 一番楽しそうで、
一番カッコよかったと
僕の友人は語ってくれた。

こんな幸せもあるんだと

知って欲しかったっす。

photos by keijiro

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