ノーホルFTMの僕が憧れる男の中の男

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ノーホルFTMの僕が憧れる男の中の男。。。

実は、今朝は久しぶりに発作が起きてしまった。
そう、僕の発作とは
体が女であり、心が男であることから起こるのだが、
どんな発作かというと、

“ムショウに男になりたくなる発作だ”

今の世の中だったら、普通に日本にいる場合は
保険が適用され、カウンセリングもいけるので
結構な数のFTMやMTFさんたちは病院に行っていたりも
するかと思うが、
ここアメリカは、なんせ医療費が高い。
まして、アメリカ人ではない僕は、
ここアメリカでは、生死にかかわらねければ
ちょっとやそっとでは病院にはいけない。

なので、アメリカにいる以上、僕は
カウンセリングもいけないし、性同一性障害の治療は
受けられないのだ。

そもそも、このブログでも、生意気に色々言ってきたように
僕は、ありのままの体と心で、
生涯を送ろうと、そう決意している人間である。

というか

そう思わないとやっていられなかったというか。。。。

だけど、なんだかんだ格好いいことを言ったところで、
結局の所、心の性と体の性の溝はうまっていないのだから、
こうして、突然嵐のように 発作が起こってしまうのだ。

そのたびに、彼女にはものすごい迷惑をかけてきた。
だけど、いつも優しく見守ってくれてもいた。

そして、今日、これ以上彼女に迷惑をかけてはいけないと
日本に帰国次第、とりあえず1年間は カウンセリングを受けようと
決意したのである。

28歳という年齢、色々なことを考えすぎた結果、
実は本当の自分を見失っていたのかもしれない。

所詮僕だって、限られた時間 この世に生まれてきた
一人の 人間である。
他の人と そんなに大きく違うはずもない。

普通に 結婚したいし パパになりたいし
月並みな幸せを求めているんだと思う。

それを無理に、かっこつけて 妙な論理やでっちあげの
方程式で 強引に女のままの体の僕を
受け入れようとしていたのかもしれない。

今日僕が思ったのは
いずれ治療をするにせよ ホル注をするしないは別にして
とにかく 僕の素直な感情、
心の性と体の性を一致させたいという感情
女として生きていくことが辛くて仕方がないという感情

こういったものを殺さないでいいんじゃないかと
思うようになった。

18歳や19歳の頃の
青臭さを 無理して忘れて
社会と折り合いをつけた 妥協だらけの大人になるより

失敗しても 後悔しても
湧き出る感情を 無視するのはやめようと思った。

確かに30年近く 女の体で生きてきて、
望んでではないにしろ 女の体と男の心で
なんとか 世の中と折り合いをつけて
それなりに生活していけるような 術を見につけてきた
今更 100%男として生きていけるかといったら
それも自信はない

でもそれは仕方のないことだと思う
生まれてからずっと 男でいた人たちと
同じになれるはずもない。

今、僕は 全てが未定だ。
このまま生きていくかもしれないし、
30歳過ぎて 治療を開始するかもしれない。

だけど、いずれにせよ
理屈を並べて 無理やり自分の感情までを
コントロールしようとするのは
もうやめようと思う

それが何よりも 
悲しいことのような気がするから。

それは僕の体が女であることよりも
悲しい気がするから。

世の中には 色々な性の認識の方がいて
それぞれの選択をして 毎日を一生懸命生きてるんだろうけど
たとえ僕が選んだ選択が 他の誰も選ばない 
怪しいものだったとしても
それが 自分のまじな気持ちだと
堂々と言えるように 
これからは生きて生きたいと思います

まだまだこれから
僕のブログも気持ちも
七転八倒しそうだし
僕の気持ちも コロコロと揺れ動きそうだけど

それも 僕なんだと思います。

誰の真似もしないで
誰にも真似できない自分を
見つけていきたいなと思いました。

そうそう、所で
僕がまじで憧れている 
僕が心の師としている純男の方がいるのだが

彼は在日韓国人の方で もう年は還暦を越えているだろうか。。。
昔は柔道はオリンピックに出れたほどの実力者だった。
僕の友人の父親なのだが、子育てが苦手だった奥さんに代わって
彼は毎日 娘たちのお弁当まで作っていたのだとか。

この方は 見た目はヤクザなのに
本当に心優しい方で 家事や炊事もこなし
子供たちの面倒を良くみる父親だったそう。

みためも怖そうで 男らしい方なのに
性格は対照的で 俺様的な態度どは無縁で、
誰にでも腰が低く、丁寧で、
そして決して怒らず 決して俺は男だという態度が一切ない方なのだ。

僕は彼のような人が
本当に男の中の男なんだと思っている。
もちろん 彼は強い人だから
こんなに優しいのだろうけど。。。

僕はいつも 性転換をしようか迷うときに
この方のことを思い出すのだ。
果たして、僕は本当に男になれるのだろうかと。

そしてそんな器は まだまだなと、いつも痛感してしまうのだが。。。

もしも僕が 次に生まれてこれたとしたら

こんな素敵な オヤジになりたいと

いつも心から思っています。

photos by keijiro

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